サトウマユ日記
ライトンの生みの親であるサトウマユさんが、
徒然なるままに書き付ける直筆(?)日記です。随時更新。

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2003年12月26日(金)
めっきり寒くなり、冬本番といったかんじになってまいりました。
寒さにはとても弱く、冷え性でただでさえ引きこもり絵描きなのに、
この時期はさらに外出したくなくて困っています...。
こんな今の私の強い味方はハロゲンヒーター!!!
スイッチひとつでポカポカになり、ちょっといいかんじです。
ホットカーペットやこたつは身動きできなくなり、生活に支障が出るので、
この冬はハロゲンヒーターをメイン暖房機具にしてみることにしました。
早く春がこないかしらね...。

先日の大丸京都店のサイン会におこしいただいた皆様、
どうもありがとうございました!
前日からかなり冷え込み、当日は雪が舞っている中、
足を運んでいただき感謝感謝です。
今回のサイン会はクリスマス前ということと、
サイン会10回記念の感謝の気持ちを込めて、
ささやかながら「書き下ろしポストカード(お手製)」をお配りいたしました。
反応が面白かったので、また何かの機会に企画したいと思います。
大丸京都店のスタッフの皆様、どうもありがとうございました。
いろいろ準備していただいて、いたれりつくせりで本当にありがたく感じました。
今後ともよろしくお願いいたします。

今年は皆様のおかげでライトンにとってとても飛躍できた年になりました。
沢山の人々にかわいがっていただき、また支えていただいて、
すばらしい年でした。これからもがんばって育てていきたいと思いますので、
来年もライトンをどうぞよろしくお願いいたします。
来年が皆様にとって素敵な年になりますように、よいお年を!



2003年12月17日(水)
先日、生まれてはじめて「ダーツバー」なる場所に行き、
「ダーツ」をしたのですが、ひじょうに面白いですね〜!
まったく狙ったところには矢が飛ばないのがくやしいのですが、
それならそれでけっこう楽しめるものなんですね。
勝負ごとに熱くなる方にはとってもオススメです。

最近、服を買いに行ってもなかなか欲しい服が売っていなくて
困っていました。今の流行の服って、
淡くて渋いトーンのニットやブラウスやカットソーを
重ね着みたいに組み合わせるかんじなんですよね。
これが困ったことにとっても似合わないんです...。
で、そのはらいせなのかなんだか分からないのですが、
チャイナっぽいデザインに走りぎみなんですね。
いいな〜と思ったブランドが「VIVIENNE TAM (ヴィヴィアン タム)」です。
刺繍が素敵ですね〜、うっとりです!
ただ、素材にポリエステルやらレーションやらを使用していると
ちょっと悲しかったりします...。素材はやっぱシルクがいいですね!
中華街で買物した〜い、いっそ上海とか北京行こうかな?
その前にお仕事がんばらないと...。



2003年12月05日(金)
先日の『WOOP ショッパーズ横須賀店』のサイン会に
おこしいただいた皆様どうもありがとうございました。
毎回、サイン会の会場ごとに、地域性やお客さまの年令によって
傾向があってなかなか楽しいのですが、今回は小中学生のお子さまが
多かったこともあり、とてもにぎやかなかんじでした。
『このキャラ描いて!』というリクエストもかなりあり、
キャラクターの名前を覚えていただいていることをうれしく思いました。
サインをしている間に、ライトンについてファンの方々がいろいろお話を
してくれるのがとてもうれしいですね。
ライトンを描いてよかったな〜と思える瞬間です!
WOOP ショッパーズ横須賀店のスタッフの皆様どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!

早いものでもう12月に入ってしまいました。
月日の経つのはホントおそろしいです...、
もう今年も終わりが見えてきたなんて...。
今年は『ライトンどこかな?』で力を出しきって、
その後はなんだかボ〜〜〜っとリハビリをしている間に
1年が終わってしまうという感じがして...。
来年はガンバリたいと思います!乞う御期待!

※小学館から出た「charapee(キャラピー)」という雑誌で
 4コママンガを描きました。見てね〜〜〜!



2003年11月21日(金)
先日、お友だちに誘われて『陰陽師2』を観てきました。
私的にはなかなか面白い作品でした。見どころは野村萬斎ですね〜!
「阿倍晴明はきっとあんな感じだったにちがいない。」と
思わせるほどの晴明ぶりでした(笑)。
ホントに適役ですね、野村萬斎のための陰陽師ですね。
パート3も期待したいです!
パロディーで『トン陽師』のストーリーとか考えようかな...と
正直思ってしまいました。

さて、旅のお話の続きなのですが、
今回はオーストリアのウイーンについて...。
ウイーンは本当に治安のよい街でした。すごいな〜と思ったのは、
街並がきれいなのはもちろんなのですが、
ゴミがまったく落ちていなくて、落書きもほとんどありませんでした。
そのせいか建物や遺産がよりすばらしいものに感じました。
以前イタリアに行った時、文化遺産なのに落書きされていたり、
ゴミでよごされていたりしたのを見て、とても残念に思いました。
(日本もみならいたいものです。)

はっきり言ってウイーンでは『ハプスブルグ家』満喫の旅でしたね〜。
今日は『ハプスブルグ家のお城と歴史資料館』、
明日は『ハプスブルグ家の別荘と温室』、
明後日は『ハプスブルグ家の美術コレクション』などなど・・・、
毎日が『ハプスブルグ家』でした(笑)。

豪華絢爛で日本人からするとくどいほどの装飾なのですが、
たまには目の保養になっていいですね〜。
しかしあれだけのゴージャスなものを作り上げるのには、
とうぜん莫大な費用と時間と労働力が必要なだったわけで、
まずしさに苦しんだ民衆等の犠牲があってなりたったことと
思うのですが、やっぱり人として豪華な物にひかれますね...。
ちょっと『ハプスブルグ家』マイブームです。



2003年11月10日(月)
先日の広島パルコのサイン会におこしいただいた方々
どうもありがとうございました。
高知から足を運んでくださった方もいらっしゃったみたいで、本当に感謝です。
また、広島パルコ、WOOP、リブロのスタッフの皆様
いろいろありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!

10月23日〜30日までプライベート旅行で
オーストリアのウィーンとチェコのプラハに行ってきました。
以前からチェコアニメが大好きで、「一度チェコに行ってみたい!」
という願いがあったのですが、ようやく夢を叶えた旅でした。
チェコのプラハは観光都市で、世界大戦の戦火を免れた都市であるため
15世紀あたりにできた建物がそのまま残っている街なのです。
とても趣きがあって雰囲気がすばらしいと思いました。
歴史モノの映画やドラマを撮影する際、
自動車だけをどかして撮影してしまうと聞きました。
私的に特に興味があったのは、いたるところに『アンティーク屋』があり、
お店を見てまわっているだけでも時代を感じて楽しめました。
あと、物価がとても安いため買物につい燃えてしまいました。
シンプルな丸いパン(けっこうおいしい)が5円くらいとか、
ホットドッグが60円くらいなので
食費もかなりリーズナブルな旅になりました。
またぜひ行きたいですね〜!
※ウィーンの旅は次回の日記に綴りたいと思います。



2003年10月16日(木)
先日の東急ハンズ横浜店サイン会におこしいただいた方々、
どうもありがとうございました。
また、スタッフの方々、いろいろとありがとうございました。
これからもがんばってライトンを育てていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします!

先日、とあるご縁で、「どーもくん」というキャラクターの
コマ撮アニメーション撮影現場にお邪魔させていただきました。
本物(撮影用)の“どーもくん”や“うさじぃ”は、結構重量がある上に
手足の関節がかなりなめらかに動くように作られていて、
しかも、うさじぃの場合はお話ができるように口も動かせるなど、
細かい細工がしてあることには驚きました。
以前からコマ撮アニメーション(ストップモーションアニメ)が大好きで、
チェコアニメやアードマンスタジオの作品を劇場に見に行ったり、
DVDを購入したりして楽しんでいたのですが、
やっぱりコマ撮アニメーションはいいですね〜!
1コマ1コマ撮影していく方法は本当にとても大変な作業だと思うのですが、
その労力がすべて画面を通してにじみ出ていくんですね。
スタッフの方々、いろいろ聞かせていただき、ありがとうございました。

いつかは私もコマ撮アニメーションに挑戦してみたいと思うのですが、
まずは目前の仕事があるので、隠居後の楽しみということで...。



2003年10月06日(月)
なんだか突然秋になったかんじですね。
秋好きですね〜、涼しくてさわやかで、
キンモクセイの香りがまたなんともいい感じです。
食べ物も美味しいし、秋バンザイです!

先日、ロフト名古屋のサイン会におこしいただいた方々、
どうもありがとうございました。
毎回思うのですが、いろいろな方が、サイン会のことを
広告やネット等でチェックしてくださって、
足を運んでくださることは本当にありがたいことだと感じます。
また、ロフト名古屋のスタッフの方々、大変お世話になりました。
また皆様にお会いできる日を楽しみにしていますね!

今回の『ライトンどこかな?』の裏ネタ話なのですが、
ワールドバザールみたいな、昔話をモチーフにしている見開きページ
(34〜35ページ)についてお話ししたいと思います。

このページのイメージは、チベットにあるポタラ宮殿です。
神秘的な伝説の聖域『シャングリラ』がテーマだったのですが、
描いているうちに伝説(昔話)だけが残って、
ブタさんワールドの『トングリラ』になってしまいました...。
一応、風水の考えを参考に四神を描いています。
四神とは、東の青龍・西の白虎・南の朱雀・北の玄武を指すのですが、
これらの神獣を守護に配置した土地にはパワーが蓄積されており、
宮城を建設するのに適しているといわれています。
『トングリラ』の場合、
*東(画面右上)に竜の子太郎&浮遊するたつのおとしご
*西(画面左)に一休さんと屏風の虎(ホントは白虎なんですけど...)
*南(画面下)に紅色の鳥(朱雀のつもり)
*北(画面中央やや上)に亀の親子(本来は蛇にまかれた亀なんですけどね)
と配置してみました。
というわけで、『トングリラ』はとっても縁起のいい宮殿なんです。



2003年09月24日(水)
先日風邪をひいたと思いきや、
お腹に菌が入ってしまっていたらしく、
病院で点滴2本打ってきました...。
なんとか元気になったのですが、どうもお腹の調子がいまひとつで、
友人に相談したところ、
『そんな時には梅干しがイチバン!』と教えてもらいました。
実は、私は梅干しのしょっぱさが苦手だと告げると、
友人は気をきかせてくれて『梅はちみつ漬』なるものを送ってくれました。
ひと粒食べてみると『梅はちみつ漬』のおいしさに感激してしまい、
パクパク食べてしまいました。
あっという間に送ってもらった梅はなくなってしまい、
ネットで1キロ注文してしまった次第です。
おかげでお腹の調子もすっかりよくなりました。という訳で、
今、マイブームは『梅はちみつ漬』なのです!

さて、今回の『ライトンどこかな?』のネタ説明。
実は、古代遺跡や古代文明がかなり好きです。
不思議話や伝説と聞くと好奇心をくすぐられます。
そのため、本の中に「ロードスの巨像」、
海底に沈んだとされる「アトランティス」(海底都市の神殿の設定)、
競技場に座っている「オリンピアのゼウス像」、
「エジプトのピラミッド」などを描いております。
本を持っている方はチェックしてみてくださいね!



2003年09月16日(火)
14日の岡山ロフトでのサイン会に来て下さったみなさま、
ありがとうございました。
そして、岡山ロフトスタッフの方々、いろいろありがとうございました。
また岡山のみなさまにお会いできる日を楽しみにしております。

さて『ライトンどこかな?』ネタ説明なのですが、
今回は“続きネタ”のお話をしてみたいと思います。

本に出てくるいろいろな世界の中で、つながりや時間の経過を
いれてみようと考えて描いた部分があります。
まず、競技場を描いたページの右側(27ページ)真ん中あたりに、
次の世界の『エジプトン』(30〜31ページ)がのぞいていたり、
海中の街を描いたページの左下(18ページ)にいる『浦島たろう』は、
最後の雲の上を描いたページ(42ページ)でたまて箱を開けて、
おじいさんになっていたりします。
もう一つ、国旗が描かれているページの左上(34ページ)あたりで
ジャックが登っている『豆の木』は、
最後の雲の上を描いたページの右真ん中(43ページ)あたりで、
雲の上に到達しているんですよ! 気が付いてくれましたか?



2003年09月08日(月)
本日から『カルピスウォーター』キャンペーンが始まるということで、
記念に近くのスーパーに買いに行こうと思っていたら、
どうも夏風邪をひいてしまったらしく
無念にも布団から出られない一日でした…。
明日こそ買いに行きたい!

ライトン生活3冊目の書籍『ライトンどこかな?』にも、
いろいろなコネタを描いたのですが、
内輪ネタや趣味ネタなどもたくさん含まれるため、
書籍を見た方にはなかなか伝わらない部分もあるかと思いますので、
この場をお借りして、少しずつご説明していきますね。

私は幼い頃から動物好きなのですが、中でも『鳥』が大好きで、
ネタ出しをしている時は全く気にしなかったのですが、
よく見ると無意識に鳥がよく登場しています。
最初にライトンをさらう鳥とか、ブタ風船をつつく鳥とか、トリトンとか、
水路の町を描いたページ(8〜9ページ)には伝書バトや白鳥の親子、
雪国を描いたページ(38〜39ページ)の左端の煙から鳥に変化する絵とか…。
ちなみに、雲の上を描いたページ(42〜43ページ)の右上で、
トリトンに乗ってベレー帽をかぶって鉛筆を持っているのが私で、
両サイドにいるのが我が家のペットのオカメインコと薄雪鳩(うすゆきばと)です。



2003年09月05日(金)
8月30日に福岡インキューブのサイン会に
おこしくださいました方々、ありがとうございました。
そしてインキューブスタッフの皆様いろいろありがとうございました。
また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

サイン会のお客さまやスタッフの方によく
「ライトンはどやって思いついたのですか?」と聞かれますので、
ちょっとお話しいたしますね。

私は小さい頃から、部屋のすみっこにある電気のコンセントを見ていて
「ブタの鼻みたいだな〜」と思っていました。
そして、“イーキャラブック大賞”に応募するためのキャラクターを
考えていた時、天井を眺めているとまんまるい電球が目に入りました。
「これってブタの体みたいにまんまるいな...」と感じました。
電球がブタで、コンセントがブタの鼻で...電気つながりで
何か広がりが出せないかとアイディアを出していると、
コンセントにささっているアダプターが目に入りました。
黒いブタの『アダブター』が脳裏をよぎりました。
「これは面白いな〜」と思い、家の中にある電化製品に
ポットン・クリーントン(掃除機)・ホットンカーペットetc・・・と
名前をつけてみました。
そして最後に、電球に『ライトン』と名付けました。
こうして電気をモチーフにした、ブタの世界観ができたのでした。



2003年08月29日(金)
最近、友人・知人の方々から『ライトンチョコ買いました〜』と
いうご連絡をよくいただくようになりました。
ライトンたちが少しずつじわじわ浸透している感じで、
ありがたいことです。
まだライトンを描き始めた頃、ネタ出しをしている時にネットで
『ぶた』についていろいろ検索したところ、
世界的に『ぶた』という生き物は“縁起のよいもの”として
扱われていることに驚きました。
置き物やグッズもいろいろあって、クローバーに乗っている『ぶた』がいたり、
1ペンスコインをくわえてる『ぶた』がいたり...。
これらの『ぶた』さんたちがいろいろ幸運を運んでくるそうです。
ライトンも、かわいがってくださる方々に幸運を運んでくるような
キャラクターになってくれるといいなぁ。



2003年08月22日(金)
はじめまして、『ライトン生活』作者のサトウマユです。
この度のサイン会におこしくださいました方々ありがとうございました。
皆様にお会いできてとてもうれしく思いました。
キデイランド原宿店様、京王アートマン聖蹟桜ヶ丘店様、キデイランド梅田店様、
どうもありがとうございました。
今回のサイン会を励みにがんばっていきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いいたします。
また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。