サトウマユ日記
ライトンの生みの親であるサトウマユさんが、
徒然なるままに書き付ける直筆(?)日記です。随時更新。

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2005年06月20日(月)
先日、何を思ったのか『オーストリッチ(ダチョウ)』のバッグを
ネットオークションで購入してしまいました...。
配達されてきたバックを見て、かなり感激しました!
「やっぱり本物はいい!(喜)」とウフウフしておりました。

ちなみに『オーストリッチ』のバック等は、
まともに買うとウン十万円とかするんですよ。
まま、今回はネットオークション価格なのでかなりリーズナブルに
購入したのですが...。(まともプライスでは恐ろしくて買えません)

ウフウフしてバックを眺めていると、ふと気がついた事がありました。
以前、『オーストリッチ』だと思って使用していたカバンは実は違って、
『牛革の型押し/オーストリッチ風』だったという事です...。
かなりショックでした...。20代中くらいに清水の舞台から
飛び下りる勢い購入したのですが、まさか『牛革』とは!?

たしかに当時の私にとって高価ではあったのですが、
本物『オーストリッチ』のプライスとはゼロの数が違いました。
確認のため、そういう事に詳しい知り合いに聞いたところ、
本物の『オーストリッチ』であればプツプツした凸の部分に
小さな穴があいているとの事。
これはダチョウの皮膚の毛穴(羽穴)の部分なので、
本物だったら必ずあいているそうです。
ちなみにクロコダイル(ワニの革)なども
ウロコのような模様の中の一つ一つに
小さな穴(皮膚呼吸のための穴?)があるそうです。

たしかによく見ると今回購入したバッグの
凸の部分には小さな穴があいていました!(喜)
しかしながら、以前購入したバッグの凸の部分には
穴がありませんでした...。(涙)

まあ、自分がいろいろな意味で成長したという事でしょうかね。
ちなみに、本物の革を使用したバックなどは、
表面では分かりにくくても、内側を見ると良く分かります。
ちゃんとした物だと、
内側もそれなりの素材や革等を使用して作られています。
型押しや合成皮革のバックは内側の素材が、
ナイロンやらポリエステルやら合成素材を使用している事が多いです。
皆様の何かの御参考にしていただけたら幸いです...。


2005年06月11日(土)
いよいよ梅雨入りしたそうで...。
作物にとって大切な『恵みの雨』とは分かってはいても、
この時期になると眠くて眠くてしょうがなくて、困ってしまいます。
学生時代から不思議だったのですが、
曇りの日や雨の日ってすごく眠くありませんか?

聞いた話によると、晴れの日はいっぱい放出される
『太陽エネルギー』をあびて、いろいろやる気が出るらしいのですが、
曇りや雨の日は『太陽エネルギー』があまり放出されないため、
けだるかったり、眠かったりするとの事...。

そう言われると、『太陽エネルギー』をいっぱい受けている
ラテン系の人々は陽気なイメージですし、
北欧系の人々はアンニュイなイメージなんですよね。
「なるほど!」と単純な私は思わず納得してしまいました。
だからといって、この時期の眠気がなくなるわけではないのですが...。


2005年05月23日(月)
近頃、はまっているのが「プチ家庭菜園」です。
きっかけは、ペットのオカメインコの『なみちゃん』のために、
豆苗を育て始めたことでした。

『なみちゃん』が部屋の観葉植物(ポトス)をかじっておりました。
「きっと葉っぱ系のものが食べたいのだ。」と思ったのですが、
観葉植物などは鳥さんたちにとってあまり良くないものなので、
普通のスーパーで売っている小松菜をあたえてみました。

しかし『なみちゃん』は見向きもしてくれず、
イラストレーター友だちでオカメ仲間のDさんに相談しました。
すると「豆苗がオススメ!」と教えてくれ、
豆苗なるものをおすそ分けしてくれました。
豆苗とは、小学校の時に理科で育てた『インゲンマメ』みたいなもので、
器に水を含んだ脱脂綿をひき、その上に豆をのせて育てるものでした。

早速、もらった豆を育て始めるとぐんぐん成長するので、
毎日観察するのがとても楽しみになりました。
『なみちゃん』も豆苗が気に入ったみたいで、
つついてくれるようになりました!

ところが、豆苗がかなり成長すると『なみちゃん』は怖がってしまい、
豆苗に近寄らなくなりました。

写真/豆苗をさける『なみちゃん』

Dさんは「豆苗は人間が食べてもいいんだよ〜!」と言っていたので、
豆苗の緑の部分を収穫し、玉子とじにして食べたところ、
とてもグッドなお味でした!
これに味をしめてしまい、今や豆苗は『なみちゃん』のためではなく、
私のために栽培するようになりました。

そんな矢先、兄嫁に『京みぞれ』なる野菜の種をいただきました。

写真/『京みぞれ』の種

栽培はとってもカンタンで、土に肥料をまぜ、種をまいて、
お水を適当にあげればオーケーとのこと。
サラダ、おみそ汁、おひたしetcの材料にできるそうです。

早速、プランターに種をまいて成長を待っている状態です。
あ〜楽しみ!どんな味なのでしょう?



2005年05月10日(火)
今年のゴールデンウィークは岐阜の実家に帰り、
のんびり過ごしてきました。
(いつものんびりなのですが...)
ゆっくりしすぎてさすがに「仕事しなければ!」と、
めずらしくやる気になっている今日この頃です。
(いつまでやる気が続くのか...?)

そんなさなか、ラッキーな出来事がありました。
打ち合わせの帰りに電車に乗っていたのですが、
向かいの座席に座っているお年を召した女性が
『サザエさん』のトートバックを持っておりました。
黒地に白抜きでサザエさんのマンガが印刷されており、
吹き出しの文字は英語に訳されたデザインになっていました。

仕事がらキャラクターグッズには敏感ですので、
「どのあたりで発売されているバッグなんだろう?
 長谷川町子美術館とかの限定なのかな?」など、
ぼ〜〜〜っとバッグを見ながら考えておりました。
すると、そのバッグを持っている女性の横に座って、
元気よく話しかけているもう一人の女性がいました。
どこかで聞いた声だ...、と考えている矢先、
「あっ!」と思いました。
その元気のいい声はサザエさん役の『加藤みどりさん』でした。
もしやと思って2人の女性の会話を聞いていると、
そのバッグを持っている女性はフネさん役の『麻生美代子さん』でした。

あまりチラチラ見るのも申し訳ないと思い、
目をつむってサザエさんとフネさんの生声にウットリ
耳を傾けてしまいました。
ああ、嬉しや、嬉しや...!


2005年04月15日(金)
春になりましたね〜。

ここしばらくバタバタしており、
今年はちゃんとお花見をすることができませんでしたが、
仕事の打ち合わせに行く途中や、買い物の途中、
電車の中、車の中などでそれなりに桜を満喫する事ができました。
『ソメイヨシノ』もとってもキレイなのですが、
私は『シダレ桜』が好きですね。

「いつか自分の家を建てた時に『シダレ桜』を植えたいな・・・。」と、
友人と話しをしたところ「桜は霊木だから家の庭には植えてはダメだよ!」
と言われてしまいました...、残念。
たしかに桜の木ってちょと不思議なイメージですよね。

先日、ライトン生活オフィシャルサイトをご覧いただいている
ペンネーム『よっちゃんのママ』さんより
楽しいお写真をお送りいただきました。
『よっちゃんのママ』さんはロンドンにご旅行されたそうなのですが、
イギリスにはトンのつく地名や人名が多いとのことで、
ライトンぬいぐるみ(『よっちゃんのママ』さん宅では「トンちゃん」と
呼ばれているそうです)も一緒に連れていってもらい、
『トンちゃん&トンのつくモノ写真』を撮影されたそうです。

【フライトン中】
機内で『よっちゃんのママ』さんの
お子様&トンちゃんがくつろいでいますね。
【タワーブーリッジ】
この橋は私も見た事がありますが、とってもキレイな橋です。 トンちゃんも金網ごしに「うっとり」という感じでしょうか?

撮影者:よっちゃんのママ様

他にもいろいろお写真をお送りいただいたのですが、
本当にイギリスはトンのつくモノが多いですね。
みなさまもイギリスに旅行された際には、
トン類探しをしてみてはいかがでしょうか?
『よっちゃんのママ』さんどうもありがとうございました!


2005年03月23日(水)
先日、有名・著明なイラストレーターさんたちの
グループ展に行ってまいりました。(www.tokyo-ef.com

学生時代に「私も将来こういうイラストレーターになりたいな〜。」と思って、
イラストレーター年間を眺めていた時に掲載されていた方々の原画が
たくさん見る事ができてとても興奮いたしました。

しかもオープニングパーティーの日だったので、
作家さん本人も多々いらっしゃっておりました。さすがに個性の強い方が多く、
巨匠オーラをバリバリに出しているおじいちゃんなんかもいらっしゃいました。
(あとで聞いたら細木数子本の表紙イラストで有名な『灘本唯人氏』
 だった事が判明。ナルホドあのオーラ納得です!)

ミーハー魂もムズムズしましたが、恐縮心の方が勝ってしまい、
ご一緒したイラストレーターの『ナシエさん』とモシャモシャ静かに
オードブルを食べていました...。

私のイメージの中で、イラストレーター界の巨匠クラスになると、
のんびり自分の好な絵を描いて生活できるのかな〜
なんて思っていたのですが、なかなか世の中そうはいかない
という事が今回判明しました。

現在パソコンでイラストを描いて仕事をするイラストレーターが多いため、
昔にくらべてイラストの原価がかなり下がっていることと、
雑誌等にもとめられているクオリティーをあまりもとめられなくなり、
そこそこ描けるイラストレーターの絵が使用されるとの事でした。

ただ食いっぱぐれない方法もいくつかあるとお聞きしました。
他のイラストレーターが描かないジャンルを確保するといいみたいで、
野鳥や自然動物のイラストや、時代劇等のイラスト、医療イラストなんかは
需要があるのに描く人が少ないため狙い目だそうです。

どんな巨匠さんでも日々精進しているんだな〜と実感し、
なまけものの私には考えを改めるいい機会になりました...。(反省!)


2005年03月14日(月)
念願だった『三鷹の森 ジブリ美術館』に行ってまいりました!

全体的にカントリー風にまとめながら、ワクワク感あふれる美術館でした。
すみずみまでコワザ・コネタ満載でとても楽しめました。
一番の感激はやはり屋上にある『ラピュタのロボット兵』ですね。
ホントスゴイ、よく出来ておりました!
アニメのキャラクターというより芸術的な感じがただよっていました。
『箱根彫刻の森』などにあってもおかしくないくらい素敵ですね
ソニーのアイボかなんかとコラボレーションで、
本当に動くちっちゃいロボット兵のオモチャとか出来ないのでしょうかね...。
あ〜、見てみたい!見てみたい!


一階にある『アニメーションの歴史』みたいな展示スペースがあるのですが、
そこにある『トトロの立体回転アニメーション』もすばらしいですね!
『ロボット兵』と並んで、ジブリ美術館の目玉みたいで、
よく雑誌等で写真が掲載されておりますが、
実物はトトロの世界に引き込まれますね〜。
かなりカブリついて眺めてしまいました!

ちょうど『ピクサー展』も開催されており、
トイストーリー、バグズライフ、モンスターズインクetc、
などのストーリーボード・コンセプトアート・イメージアートもろもろ
の展示もあり、盛り沢山でした!(喜)
イメージアートなどは実際使用されないイメージ画なのですが、
とても丁寧なイラストがうじゃうじゃあり、とても勉強になりました。

楽しさ満載のジブリ美術館なのですが、今回日曜日の4時からの入館で、
6時には閉館とのことで、実質2時間しか中にいられなく大変残念でした。
まだまだ、ちゃんと見たいところがあるので、
また行くことにいたします。


2005年02月13日(日)
先日、『小学二年生』の3月号が発売になりました。
フリーのイラストレーターになって4年ぐらいたつのですが、
久しぶりに感激&興奮しました!

もちろんどんな仕事もありがたく感じ、
自分なりに精一杯やっている(つもりです)ので、
仕事に甲乙をつけることはないのですが、
小学校時代に楽しんで読んでいた雑誌に自分の作品が掲載してもらえるなんて
本当に夢のようですね。ドラえもんといっしょ、あさりちゃんといっしょ、
コナンといっしょ...etc。(コナンは当時なかったのですが、
現在月曜7時半のアニメはかかさず見ております!)

今までいろいろな仕事をしてきましたが、
小学生低学年ターゲットは初めてでしたので、正直心配でした...。
「ライトン」のネタはけっこう内容が大人向けなんですね。
歴史のパロディーだったり、英語と日本語のダジャレだったり。
今回のネタはなるべく小学二年生のお子さまにも理解できるように
配慮したつもりなのですが、とりあえずお子さま達が楽しんで
見てくれることを祈っております。(ナムナム)

しかし、生きていると本当にビックリすることが起きるものですね...。
このたび掲載にあたっては沢山の人々の協力があって実現できたことですし、
なにより「ライトン」を楽しんでくれたり可愛がってくださる
皆様によって実現できたことです。どうもありがとうございます!

これからもサトウマユ含む「ライトン」のスタッフ一同、
皆様に楽しんでいただける企画や商品を出していきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。


2005年02月04日(金)
節分を過ぎ、そろそろ冬も終わり春がやってくるのでしょうか。
私は寒さにとても弱いのですが、雪景色がすごく好きなんですね。

小学校の頃は冬の体育の授業で、雪の中マラソンをしたり、
なわとびをしたり、ドッジボールをしたりするのがとても嫌いでした。
幼い頃からものすごい冷性だったので、
本当に寒さがダメだったんです...。
(手はいつも「しもやけ」だらけだった気がします。)

20才過ぎたころからでしょうか、雪景色が好きになったのは...。
雪景色って綺麗だなあ〜と思い始めました。
(きっと寒さの中で強制的に何かをさせられるのがイヤだったんでしょうね。)
窓から雪をボ〜っと眺めるのも、
積もってすべてが真っ白になる景色もいいですね。
以前、夕方の薄暗い中、飛行機の窓からの雪景色に感動しました。
日が落ちて辺りが暗くなりつつあるのですが、
地上が雪でほんのり白く光っている中に、民家の光りや車の光りなどが
宝石みたいに輝いていて、なんとも言えないいい景色でした。

完全に春になる前にもう一度くらい雪景色がみたいなあ〜と思います。
(のん気な絵描きならではの言葉ですね...。)


2005年01月16日(日)
いよいよ来月にカバヤ食品(株)より
シリーズ第3弾「ライトン生活マスコットン」が発売になります。

私個人的な今回のオススメは『ジャイアントンパンダ』ですね。
マニアックな逸品で、商品化して売れるのかどうか微妙ですが、
不思議な存在感をかもし出している気がします。
パンダの特徴として普通、目の縁取りを黒くたれるように描くのですが、
どうもその方法だと可愛いいキャラにならなかったんですよね...。
(ティアドロップのサングラスみたいになってしまってコワイんです)
他のブタさんキャラと一体化させるために、
結局点目にしてお鼻もブタさん鼻にして、帽子と笹で中国を臭わせてみました。
『ジャイアントンパンダ』と言わないと
なんの生物だか分からないところがポイントでしょうか...。

もう一つ微妙だけど気になるのが『ゴーストン』ですね。
夜ボーっと光っている感じがいかにも『ゴーストン』で、
なるほどと自分で納得してしまいました...。
他にも可愛いキャラたちがおりますので、ひとつごひいきに!

先日、MOCAでもおなじみで、
「第二回ソニー・マガジンズ イーキャラブック大賞」の大賞受賞者でもある
イラストレーターの菊田峰子さんから、メールとお写真を送っていただきました。
姪っ子さんがライトンのおもちゃ(テクテクライトン?)で
首をブルブルマッサジーしている様子だそうです。
かなり気持ちよさそうですね。(笑)
なるほど、そうゆうおもちゃの使い方もあるんですね...。
菊田さん、かわいいお写真を送って下さってどうもありがとうございました!

他にも皆様の「ライトン写真」などございましたら、
お送りいただけるとうれしいです。どうぞよろしく〜!

【ライトン生活 事務局からのお知らせ】------------------------------
◎「ライトン写真」などのお送り先は… [email protected] へ!
 ※お送り頂く画像データについて:
  画像の保存形式→jpg データ容量→200KB程度 でお願い致します。
  なお、お送り頂きました写真は、当サイトへの掲載をお願いする可能性がございます。
  (その際には、ご連絡をさせていただきます)



2005年01月07日(金)
新年明けましておめでとうございます!
今年も『ライトン生活』をよろしくお願いいたします。

年末年始は実家(岐阜)に帰って、両親とともに過ごしてきました。
世界的には、地震あり紛争ありの大変な年明けとなりましたが、
私にとって今年はとてもよいお正月を迎えることができました。

毎回、年末ギリギリまで仕事をしているため、
お年始には疲労により風邪などをこじらせて、
熱にうなされながら布団の中で過ごしておりました...。
正月の御馳走はまず食べられす、おかゆ三昧といったところです。

今年は違いました!(喜)
いままでの恨みをはらすかのようにいろいろ食べました!
年末には「水炊き(海産物の鍋ですね)」を食べ、
年越しには「そば」を食べ、
年明けには「おせち」「ぞうに」「カニ」「海老(大きい)」
「かずのこ」「刺身盛り合わせ」「栗」「デザート」etc...。
(食べ過ぎですね...。)

中でも大ヒットだったのが「ゆず湯」です!(作:親戚のおばさん)
どうも「韓国の名産」らしいのですが、
ゆずを皮ごとこまかく切って砂糖を入れ、
マーマレード(ジャム)を作るように煮込んだものだそうです。

その「ゆずのジャム」をカップに小さじ2はいほど入れて
お湯をそそいで飲むのですが、体が温まる上に本当に美味しいです!
今回風邪をひかなかったのは
ガンガン「ゆず湯」を飲んだおかげだと思っています。
ありがたい、ありがたい。

さすがに体重計には恐くてのることができず、
食べ過ぎに少々反省しております。
しばらく粗食生活ですね...。